【3代目 後期型】スズキ アルトワークス(HA11S/HB11S/HA21S/HB21S型)

アルトワークス

アルトワークスはスズキのハッチバック型軽自動車。アルトのスポーツモデルである。ここでは4代目のHA11S/HB11S/HA21S/HB21S型の後期型(1997年4月~)を扱う。

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出典:Goo-net
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3代目アルトワークスとは?

1994年11月登場の3代目アルトワークス。

先代モデルより引き続き設定されたスポーツモデルは、高出力モデルのRS/Zと廉価版のieの種類を設定。

先代のRS/ZにあたるRS/Xは(デビュー当初は550CC)660CCのF6Aターボだったが3代目で新開発のオールアルミ製3気筒DOHC12バルブインタークーラーターボの660CC K6Aターボへ変更。

車重(600kg台)は殆ど変わらないもののトルクが8.7kgから10.5kgへとアップしたのがホットな部分だ。

3代目アルトワークスは先代のイメージを踏襲しつつ、エンジンの高出力化でよりスポーティさに磨きがかかっている。

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エクステリア

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フロントデザイン。2代目アルトワークスのアイデンティティーだった丸目を継承。ボディがひと回り上に大きくなったことで全体的に迫力が増している。

グリルはオーソドックスに網目グリルとし、ボンネット上のエアダクトが勇ましさを強調するデザインとなっている。

大型フォグランプも標準装備しトータルで見てもノーマルよりかなりスポーティーな外観となっている。

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サイドから。スポーティーなアンダーガーニッシュを標準装備。アンダーガーニッシュはツートーンカラーで塗り分けられ、カラーリングもスポーティー。ガーニッシュ後部には「WORKS」のロゴが入る。

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リア。後期型では「WORKS」エンブレムが右下に付く。それまではデカールだったのでこの点は大きい。左側には車名とSUZUKIデカールが付く。

アルトワークス専用としてリアスポイラーが標準装備となる。

ボディカラーはかつてホワイトツートーンカラーが設定されていたが、1997年4月モデルではサターンブラックメタリック、フラッシュレッド、サファイアブルーメタリックの3種類(いずれもツートーン仕様)に整理された。

エンジン・機能装備・安全装備など

エンジンは2種類のターボエンジン。グレード構成は高出力のRS-Zと一つ下のieで。RS-Zには前述の64馬力、10.5kgのDOHCターボエンジン。ieは64馬力、10.0kg(最終型)のSOHCターボエンジンが搭載される。

街乗りならSOHCに軍配があるがパワーならDOHCの方が上。過激さを味わいたいならDOHCモデルを。ちなみにRS-Zは4輪ディスクブレーキ仕様である。

トランスミッションは3ATor4ATまたは5MT。4ATはデビュー当初は設定がなかったが1995年11月のマイナーチェンジで追加された。駆動方式はFFまたは4WD。

インテリア

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インパネ。

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後期型ではメーターがホワイト化された。右側のメーター盤内には「WORKS」の文字が刻まれる。

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シートはスポーティーなセミバケットシートタイプ。

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リアシート。

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ラゲッジルーム。

まとめ

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リアシートを倒した状態。旧規格なので現行のワゴン型やハイト型に比べると荷室はそれほど広くないが、実用十分な広さはある。

3代目アルトワークスは、旧規格最後のホットハッチ(軽自動車)として未だ人気の車種である。その後出た新規格の4代目アルトワークスは車重が少し増えた分、先代の過激さが少し衰えてしまった。

グレード構成は大きく分けてie系とRS系があるが、両者の違いはSOHC(シングルカム)かDOCH(ツインカム)にある。ieはSOHCなので低回転型で、出だしからの信号ダッシュは速いものの、高回転の伸びはイマイチ。街乗りメインに向いている。

一方のRS系はDOHCなので高回転型。信号ダッシュではie系に劣ってしまうが、その分高回転を使うことができ絶対的なパワーはこちらが上。サーキットやジムカーナで有利。こちらのほうがチューニングパーツも多い。

チューニング前提で、サーキットも走るならRS系を。街乗りメインなら値段が少しやすいie系となる。どちらも加速(G)を味わえる楽しい軽自動車である。

中古市場では4代目の車重増加により暴力的な加速力が失われ、年数が経過していてもしばらく3代目が人気な時代があった。

その後4代目アルトワークスを最後にしばらくアルトワークスが無かったためその人気ぶりが続いた。

が、2015年12月に復活した5代目アルトワークスの影響で、以前よりは価格が下がると予想されたものタマ数減少やアメリカ輸出などから近年では25年経過モデルに関しては中古価格がは顕著に推移している。

5代目アルトワークスはベースとなった8代目アルトがボディ剛性を保ちながら徹底した軽量化を行い、4代目よりも遥かに軽い車重が旧規格時代の600kg台。

これに新時代のRA06ターボエンジンと組み合わされた5代目アルトワークスはシートに吸い付けられるような加速力を手にし、かつてのかっとびアルトワークスの動力性能を手にしたのである。

よって加速力というアドバンテージは以前のアルトワークスにはあまりなく、あるならチューニングのしやすさといったところ。

ただ、登場してから20年以上経過する古いモデルになるためメンテナンス等を考えると手のかかる部類の軽自動車。そういった点からも徐々に需要が新型へ移っていくと思う。

それでも旧規格の楽しい軽自動車が好きな人は頑張って程度の良い個体を探す価値はある1台でもある。

【5代目】スズキ アルトワークス(HA36S) 概要解説

コメント

  1. 克幸 より:

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    この型式のie/sもなかなかの加速感があり、RS-Zとさほど変と聞いたことが…
    ちなみに私はie/sの特別限定車 スズキスポーツリミテッドに乗ってます♪

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    克幸さん こんにちは。

    たしかにこの代のアルトワークスは車重が軽いので、街乗り&ほぼノーマルなら大して差はないと思います。ただ、チューニングしてサーキットやジムカーナで走るとなると、RS-Zの方が良い(高回転型でパーツも多い)ので過激を求める人にはRS-Zかと。中古の値段はie/sの方が少し安いので、街乗りメインならこちらでも十分ですけどね。

    スズキスポーツリミテッド、いいですねぇ(^^)

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