【中期型・特別仕様】ダイハツ テリオスキッド CL メモリアルエディション(J111G/J131型)

SUV(RV車)タイプ

テリオスキッドはダイハツのSUV型軽自動車。本稿では中期型(2000年11月マイナーチェンジ~2003年8月)に設定された特別仕様車、「CLメモリアルエディション」を扱う。

画像参照元:Goo-net

概要

1998年10月登場のダイハツ・テリオスキッド。昨今ではクロスオーバーSUVのタフトに注目が集まっているが、パジェロミニやジムニーなど軽自動車でも本格クロカンが一斉を風靡した時代に販売していたダイハツの本格軽SUVがテリオスキッドである。

テリオスキッドは軽自動車のSUVとしては唯一、独立した後部座席を持つ使い勝手の良い5ドアなパッケージングが最大の特徴で、それでありながらボンネットにはエンジンを縦置きし、後輪を駆動するFRをベースにセンターデフとデフロック機構を持つ4WDシステムを採用。パジェロミニのシティユース路線にプラスして軽自動車らしく街乗りでの使い勝手も特化させたモデルであった。

ボディも衝突安全ボディのTAFを採用し、欧州衝突安全基準をパスするほどの衝突安全性を確保。ABSもオプション設定するなど安全性能を高めた。エンジンは3気筒のEF型に2種類のターボエンジンを設定。街乗りでの扱いやすさを重視した60馬力とインタークーラー付きのパワフルな64馬力仕様とした。

モデル構成は最低地上高を195mm確保したSUVスタイルの標準グレードと、ローダウンサスペンションを採用したエアロダウンの2種類を設定。エアロダウン(後にカスタムへ名称変更)では最低地上高を20mm落とした175mmとし、エアロパーツやアルミホイール、ブラック内装などでスポーティーな仕様とした。

そのテリオスキッドは2000年10月にマイナーチェンジを受け中期型へ進化。中期型ではヘッドライトにハイロー独立式の2灯式ヘッドライトやマルチリフレクター式のコンビランプを採用しよりスタイリッシュに。内装でもインパネデザインの変更や新シート表皮&ドアトリムクロスの採用し内外装をスタイリッシュに仕立てた。

中期型テリオスキッド(J111G)CLメモリアルエディションの特徴と違い

その中期型テリオスキッドに2001年5月。CLリミテッドグレードをベースにエクステリアではメッキ電動格納式ドアミラー(レインクリアリング機能付)を。専用ボディカラーに「ライトローズメタリック」を含む3色を設定。

快適装備としては2DIN CD/MD・AM/FM付ステレオ(カロッツェリア)に&16cmフロントスピーカーを

安全装備としてはオプション設定だったABSを標準装備としつつ、お買い得した特別仕様車となっていた。

エクステリア

フロントデザイン。CLメモリアルエディションはCLリミテッドをベースとなる。フロント周りは特に追加装備はなく、ベースモデルに準拠する。

中期以降のためヘッドライトはハイローが独立したマルチリフレクターヘッドライト式で、フォグランプも標準装備。カスタムではない標準タイプのテリオスキッドのため、フロントにはバンパーガードが付き、SUVらしい迫力のスタイリングとなる。

サイド。CLメモリアルエディション仕様としてドアミラーをメッキタイプの電動格納式リモコンドアミラーへ変更。ワンポイントアクセントであるがスタイリッシュなサイドビューとなる。

足元は15インチスチールホイール。一般的な鉄チンホイールのデザインとは異なり、アルミホイール風のデザインで重量があるものの、見た目は悪くない。サイズはパジェロミニ純正と同じ175/80R15。

 

リア。このあたりもベースモデルと同じ。CLメモリアルエディションではルーフスポイラーはオプション設定となる。

エンジン・機能

エンジンはEF型直列3気筒DOHCターボエンジン。インタークーラーが付かない60馬力仕様で燃費や街乗りに特化したMターボ仕様となる。

Mターボの最高出力は60ps(44kW)/6800rpm、最大トルクは8.6kg・m(84N・m)/4400rpm。

トランスミッションは5MTまたは4ATの2種類で駆動方式は4WDのみとなっていた。安全装備として本来オプション設定だったABSをCLメモリアルエディション仕様として標準装備とした。エアバッグは運転席と助手席で標準装備する。

インテリア

インパネ。デザインこそCLリミテッドと同じだが、CLメモリアルエディション仕様としてオーディオにカロッツェリア製の2DIN CD/MD・AM/FM付ステレオを標準装備し、フロントスピーカーも16cmタイプへ変更となる。

ステアリングはウレタンステアリングホイール。スピードメーターはベースモデルと同じでタコメーター付きの3眼タイプ。エアコンはマニュアルエアコン。インパネスイッチ部にはデフロックの切り替えスイッチが備わり、万が一悪路(雪道等)でスタックした際にはこれをオンにすることで前後タイヤを直結。タイヤの空転を防止し脱出を容易にする。

CLメモリアルエディションの5MTのシフトノブ。ベースモデルと同じでシフトブーツがジャバラではない乗用車と同じ皮タイプとなる。

ATのシフトノブ。

CLメモリアルエディションのフロントシート。こちらはベースモデルと同じ。

リアシート。昨今のモデルと足元は狭めだが、大径タイヤを履く軽自動車SUVとしては圧倒的に後部座席の使い勝手が良い。

ラゲッジスペース。

リアシートを倒した状態。リアゲートはジムニーやパジェロミニと同じ左右開閉式。

まとめ

テリオスキッドの中期型に設定されたCLメモリアルエディションは、CLリミテッドをベースにメッキ電動格納式リモコンドアミラーやABS、カロッツェリア製オーディオに16cmスピーカーなど快適装備や機能装備を標準装備としつつ、お買い得とした特別仕様車であった。

これら追加装備でベースモデルからわずか3万円アップに抑えられていたので、かなりお買い得な仕様であった。

なお、中古市場では年数経過もありほとんど見かけない特別仕様車だが、CL系グレードの中ではABSが標準装備されている点やスタイリッシュなピンク系のボディカラー、オーディオが若干良くなっていたりと最廉価のCLグレードやCLリミテッドよりも装備が良いので、その点がポイントである。

中古価格もかなり安価で、手軽に買いやすい軽SUV。燃費や自動ブレーキなどは最新モデルに敵わないが、格安で本格的な4WDを堪能できる点は中古テリオスキッドの魅力のひとつである。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました