【初代 オーテックジャパン仕様】日産 ルークス ハイウェイスター アーバンセレクション(ML21S型) | シン・軽自動車マニア

【初代 オーテックジャパン仕様】日産 ルークス ハイウェイスター アーバンセレクション(ML21S型)

ルークス ハイウェイスター

ルークスは日産のトールワゴン型軽自動車。ハイウェイスターはそのカスタムモデルでスズキ パレットSWのOEMモデルで、アーバンセレクションはオーテックジャパンが手がけたカスタムモデル(架装車)である。

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出典:日産認定中古車

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日産 初代・ルークス ハイウェイスターとは?

2009年12月登場のルークス・ハイウェイスター。ノーマルモデルのルークスと同時展開で、ハイウェイスターはそのカスタムモデルにあたる。

ルークス同様にスズキのパレットのカスタムモデル、パレットSWのOEM供給を受けるがルークス同様にフロントデザインに日産専用のデフォルメが行われ差別化がなされたOEMモデルとなっている。

ルークスは日産の軽乗用車としていは初の常識を覆す広い室内空間と、存在感ある洗練されたデザインが特徴の軽自動車として登場した。

エクステリアでは日産のミニバンで好評のハイウェイスターデザインの特徴を継承。特徴的なメッキグリルにシャープな造形のヘッドランプを組み合わせて個性的かつスタイリッシュなエクステリアを演出。ボディカラーはハイウェイスター専用色の「ミステリアスバイオレット」、「ルナグレーを」含む全6色を設定。

インテリアではファインビジョンメーターを採用し、メッキやピアノブラック調のフィニッシャーをあしらって高品質な室内空間を演出。ハイウェイスターではブラックインテリアを採用し、スポーティかつ洗練されたデザインとした。

シート表皮もシックなカラーのファブリックシートとした。また、スピードメーターにはタコメーター付きの専用ファインビジョンメーターを採用。実用性とスタイリッシュさを兼ね備えている。

室内空間は室内高1,365mm、室内長2,085mmを確保し、大人4人がゆったりとすごせる快適空間を実現。後部座席は両側スライドドアを全グレードの標準装備。パワースライドドアもインテリジェントキーからボタン操作でオート開閉(電動パワースライドドア)するようにした(ノーマルグレードではGグレーで助手席側に標準装備)。

快適装備としては保冷機能付き助手席アッパーボックススを全グレードに標準装備。

安全装備としては運転席・助手席SRSエアバッグシステムを全車に標準装備。運転席・助手席SRSサイドエアバッグシステムはEグレードを除いて全車に標準装備とした。

エンジンはタイミングチェーン式のオールアルミ製K6A型エンジンを全グレードに採用。瞬間燃費や平均燃費を表示するスピードメーターを全グレードに採用した。

変速機は副変速機を内蔵したCVTを全グレードに採用し、燃費と加速性能を高めた。

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初代ルークス・ハイウェイスター(ML21S)とスズキ・パレットSW(MK21S)との違い

初代ルークス・ハイウェイスターとスズキ・パレットSWではフロントデザインが大きく異る。

ルークスハイウェイスターでは日産のハイウェイスターシリーズと同じデザインのメッキグリルを採用。バンパーも開口部やフォグランプまわりのデザインを専用とし差別化がなされている。

これ以外はエンブレム程度の変更となるが、日産仕様の初代ルークス・ハイウェイスターはスズキ版のパレットSWよりもフロントデザインが優秀で、スズキの安っぽさが感じられないスタイリッシュさが特徴となっている。

初代ルークスハイウェイスター アーバンセレクションとは?特徴と違い

その初代ルークスハイウェイスターに2009年12月。オーテックジャパンによる架装車として登場したのが「アーバンセレクション」である。

アーバンセレクションは外装に

  • 専用光輝モール
  • ガンメタ塗装のフロントバンパーグリル
  • ホワイトイルミネーション付専用フォグランプ
  • リアゲートにはアーバンセレクションエンブレム

を特別装備。

内装はベースモデルと同じだが、機能装備として「専用HDDナビゲーションシステム」と「専用マジカルイルミネーション」を運転席と助手席に標準装備し、内外装で上質感や特別感を高めたモデルとなっていた。

エクステリア(外装)

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出典:日産認定中古車

フロントデザイン。ベースは「ルークス ハイウェイスター」で、これにAUTECHの専用品が付く。

フロントには専用光輝モール、ガンメタ塗装のフロントバンパーグリル、ホワイトイルミネーション付専用フォグランプが付く。

パット見違いがわかりずらいがガンメタに塗装されたメッシュ形状のバンパー下部にほのかに光るパーツが見える。これが光輝モールだ。さりげなくカスタムされている。

さらに他のアーバンセレクションと同じくフォグランプは円形状で縁にイルミネーションが加わり、夜間は見た目も美しい。

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出典:日産認定中古車

サイドから。このあたりはハイウェイスターと共通だ。

出典:日産認定中古車

足元はハイウェイスター用の専用アルミ。ノーマルのルークスと比べるとかなりスタイリッシュ。ハイウェイスターとハイウェイスターターボの両方で14インチアルミホイールが標準装備となる。

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出典:日産認定中古車

リア。バックドアにはフロントバンパーに付いていた光輝モールがリアにも備わる。右下にはアーバンセレクション専用エンブレムも加わり特別仕様車であることをさりげなく表現している。

エンジン・機能装備

出典:日産認定中古車

エンジンはK6A型3気筒のNAとターボ仕様の2種類。「ハイウェイスターアーバンセレクション」は自然吸気エンジンで最高出力は54ps(40kW)/6500rpm、最大トルクは6.4kg・m(63N・m)/3500rpm。

「ルークスハイウェイスターターボ アーバンセレクション」の最高出力は64ps(47kW)/6000rpm。最大トルクは9.7kg・m(95N・m)/3000rpmを発光する。

トランスミッションは副変速機付きのCVTで、駆動方式はFFか4WD。

インテリア(内装)

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出典:日産認定中古車

インパネ。デザインに変更はないが、専用のHDDナビゲーションシステムが標準で付く。

これはフルセグ&ワンセグチューナーにDVDやCD、HDDミュージック、iPod接続機能などが付いたオールインワンタイプで後付すると意外と高価なのでうれしい装備だ。これ以外に足元は運転席と助手席とで「専用マジカルイルミネーション」を採用し、8色の光で装飾される。

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出典:日産認定中古車

スピードメーターはノーマルと同じく自発光式メーター。ステアリングは本革巻きステアリングで、エアコンはフルオートエアコン。

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出典:日産認定中古車

インパネ右側には操作スイッチ。両側電動スライドドアとなっている。

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出典:日産認定中古車

フロントシートはセパレートタイプ。

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出典:日産認定中古車

リアシートの足元はかなり広い。もちろんスライド機構も備わる。

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出典:日産認定中古車

ラゲッジルーム。

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出典:日産認定中古車

リアシートを倒した状態。ハイト系とあって室内高がかなりある。

初代ルークスハイウェイスター アーバンセレクションのまとめ

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出典:日産認定中古車

ルークスのアーバンセレクションはオーテックジャパンのさりげないカスタムモデルで、ちょっとだけ上質なルークス ハイウェイスターとなっている。

この後にバトンタッチした後継のデイズルークスにもオーテックジャパンの特別仕様車、「デイズルークス ライダー」が存在するが、あちらはよくも悪くも個性的なデザインで、中には好まないユーザーもいるはずだ。

そういった点では万人受けするスポーティーなデザインでそのカスタムモデルとしての魅力がルークスのアーバンセレクションにはある。

新車販売時には自然吸気のFFで170万、ターボの4Wdでは200万近くとかなりの高価格なモデルであったが、中古市場では年数経過によりかなり買いやすい価格帯となっている。

燃費や加速性能、安全装備は3代目(B44系)に大きく劣るが、値段の安さというアドバンテージがある。オーテックジャパンの特装車としもそこそこ希少な1台である。

【3代目・前期】日産 ルークス ハイウェイスター(B44A/B45A/B47A/B48A型)グレード一覧・概要解説

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