デイズは日産のワゴン型軽自動車。三菱の4代目・eKワゴンの兄弟車である。本稿では2代目のB43WおよびB46W型を扱う。
出典:日産認定中古車
日産 2代目・デイズとは?
2019年3月にフルモデルチェンジし、2代目となった日産・デイズ。
先代の初代デイズでは三菱との合弁会社(NMKV)での三菱主導による共同開発で日産仕様としてデザインや内装のみ変更されていたが2代目では企画・開発を日産が主導。製造は三菱という完全分業制に切り替わった。これにより日産の先進技術を惜しみなく投入し、新世代に相応しい軽自動車となった。
2代目デイズのエクステリアは躍動感がありつつダイナミックなデザインでクラスを超えた威風を感じさせる堂々としたデザインとした。インテリアでは2段階構成のインパネや直感的に操作できるエアコンスイッチなど先進的で一体感あるデザインとした。
パッケージングは新開発プラットフォームを採用したことによりキャビンとラゲッジスペースの広さを両立。
また前席においてもショルダールームが広く大人二人が並んで座っても快適に過ごせる空間を実現。後席はニールームを70mm拡大したことで前席が一番うしろの位置でも荷室長を385mm確保。ホイールベースの65mm延長と相まって広々とした後席の足元空間を確保している。
エンジンは日産の新開発によるBR06型エンジンを採用。ベースはルノーの新興国向け小型エンジン「BR08」で、これを660CCの軽自動車規格に収まるよう設計し直したものである。
それまで採用してきた「3B20型」は元々RRレイアウトの三菱・アイに載せるため小型でかつかなりのショートストロークエンジンだった。
そのため回さないとトルクがでない仕様だったがBR06は昨今の低燃費エンジンと同じくロングストロークを採用し、低速から実用的なトルクが出るエンジンとなった。またCVTもワイドレシオの新型を採用。燃費向上と静粛性向上に加え低速域から高速域までストレスなくキビキビした走りを実現。
先進技術では日産の先進安全技術である「プロパイロット」を軽自動車として初搭載。
高速道路時の渋滞走行や長時間の巡航走行という2大ストレスシーンにおいてアクセルとブレーキ、ステアリング操作を車側で支援することでドライバーの負担を軽減し、軽自動車でのロングドライブを身近にかつ気軽に提供する。
また、軽自動車初となる「SOS」コールをデイズのSとXグレードではオプション設定。ドライバーからの通報や自動検知により交通事故や急病などの緊急時や事故の危険にオペレーターが対応。緊急車両の手配などドライバーをサポートする。
そのほかインテリジェントエマージェンシーブレーキ、インテリジェントLI&LDW(車線逸脱防止支援システム&車線逸脱警報)、踏み間違い衝突防止アシスト、インテリジェントアラウンドビューモニター、ハイビームアシストなどを全グレードに標準装備。三菱のeKワゴン同様、フルモデルチェンジに相応しい全面改良となった。
2代目デイズ(B43W/B46W)と4代目eKワゴンと(B33W/B36W)の違い
2代目デイズ(日産版)と4代目eKワゴン(三菱版)との違いはエクステリアにある。
まずエクステリアは先代でもそうだったが日産と三菱版とでは明確に異なり、ボディ形状こそ同じだが顔つきが大きく違う。日産版では日産共通のデザイン、「Vモーショングリル」などが取り入れられれている。
一方の三菱版ではオーソドックスなグリルでよりベーシックなデザインとなる。これい以外は内装もほぼ同じで、マイルドハイブリッドの設定が無いなどグレード構成もほぼ同じ。
2代目デイズ B43W/B46W と B44W/B45W/B47W/B48W
2代目のデイズは駆動方式、標準モデルかカスタムモデルなのかで型式が細かく分類されている。
まずB43WとB46Wは標準モデルのデイズのこと(※ボレロも含む)。この中でFFモデルがB43W、4WDモデルがB46Wとなる。
一方のカスタムモデルである「デイズハイウェイスター」ではB44W/B45W/B47W/B48Wが用いられる。特にハイウェイスターでは全グレードでマイルドハイブリッド仕様となるため、型式が非ハイブリッド仕様の標準デイズとは異なっている。
まず、B44WがFFのデイズハイウェイスター。B45WがFFでターボ仕様のデイズハイウェイスター。
B47Wは4WDのデイズハイウェイスター。B48Wが4WDでターボ仕様のデイズハイウェイスターとなる。
2代目デイズとデイズハイウィスターとの違い
2代目デイズとデイズハイウィスターとの違いは内外装、マイルドハイブリッドやターボエンジンの有無、プロパイロットの設定などががある。
デイズは標準モデルとしてベーシックな内外装が特徴だが、デイズハイウィスターはカスタムモデルらしく、専用ヘッドライトやグリル、バンパー、ルーフスポイラーなどでスポーティな外観が特徴。
またデイズハイウィスターのヘッドライトとシグネチャーランプ(ポジションランプ)にはLEDを採用するなど、実用性や省電力性、点灯時の見た目など質感がアップする。

2代目標準デイズの内装

2代目デイズハイウィスターの内装
内装も標準デイズがベージュ基調にブラウンとブラックを組み合わせたカジュアルな配色に対し、カスタムのハイウィスターではブラック基調にエボニー柄を組み合わせシックな雰囲気としている。
またオプション設定でワンランク上質な「プレミアムコンビネーションインテリア」はハイウィスターのみに設定。
さらに動力性能にも違いがあり、標準デイズではマイルドハイブリッドやターボ車が非設定。その分新車価格は安く設定される。
機能装備でも一番安いデイズのSグレードではフルオートエアコンやプッシュエンジンスタートが非装備になるなど、コストカットがなされる(※ハイウィスターでは全グレードフルオートエアコン、プッシュエンジンスタートが標準装備)。
さらに先進安全装備のちクルーズコントロール+前車追従+車線逸脱防止を組み合わせた「プロパイロット」はハイウィスターのみの設定で、標準デイズは選択できないなど、ベーシックな装備となる。
一方でオーテックジャパンが手掛けたカスタム仕様の「ボレロ」は標準デイズがベースとなるなど、グレード展開にも差がある。
2代目デイズ(B43W/B46W)の一部改良など
2020年8月20日・一部仕様向上
先進安全装備の「プロパイロット」にミリ波レーダーを導入。これにより性能が向上した。このほか
- インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)
- インテリジェント DA(ふらつき警報)
- 先行車発進お知らせ、標識検知機能(車両進入禁止・最高速度・一時停止)
- 助手席ロードリミッター付ダブルプリテンショナーシートベルト
を全グレードに標準装備化。
機能装備として「USB電源ソケット」も全グレードに標準装備とした。
ボディカラーは一部変更となり、ハイウェイスター専用設定の2トーンカラー(特別塗装色)にはチタニウムグレーメタリック/ブラックパールを追加。
モノトーンは青系
- オーシャンブルーパール→アトランティックブルーパールメタリック
ハイウェイスター専用色の紫系(特別塗装色)は
- プレミアムパープルパール→アメジストパープルパールメタリックに入れ替え
ボディカラーそのものは同じだが、カラー名称が変更となり
- ソーダブルー(標準車専用、特別塗装色)→パールメタリックからメタリック
- ブロッサムピンク(標準車専用)→メタリックからチタンメタリック
- スパークリングレッド→メタリックからパールメタリック
にそれぞれ呼称変更。
2021年12月・仕様変更
ボディカラーの一部設定を変更。
上級「X」グレードに3代目ルークスの標準車設定色、「フローズンバニラパールメタリック/アッシュブラウンメタリック 2トーン(特別塗装色)」が追加された。
従来ハイウェイスター専用色だった「ソーダブルーパールメタリック/アッシュブラウンメタリック 2トーン(特別塗装色)」はモノトーンからの差し替えにより「X」にも拡大設定。
その一方で「プレミアムサンシャインオレンジメタリック(特別塗装色)」は「X」での設定を廃止し、ハイウェイスター専用色へ移行となった。
2022年9月・一部仕様変更
シートを抗菌仕様とするとともに、後席クッションの厚みを変更。
エンジンの燃料消費率が向上されたことにより、燃費が向上。加えてNA・2WD車は「2030年度燃費基準80%達成車」、NA・4WD車とターボ・2WD車は「同75%達成車」、ターボ・4WD車は「同70%達成車」となる。
ボディカラーは
- アトランティックブルーパールメタリック(「S」を除く)
- プレミアムオリーブメタリック(特別塗装色/「X」専用色)
- チタニウムグレーメタリック/ブラックパール 2トーン(特別塗装色/「ハイウェイスター」専用色)
が廃止。
スパークリングレッドパールメタリックは「ハイウェイスター」ではアーバンクロム専用だったブラックパール 2トーンが通常色となり、モノトーンは「X」専用色に移行。
「X」にホワイトパール3コートパール/アッシュブラウンメタリック 2トーン(特別塗装色)を追加。
「X」に元々設定のあったフローズンバニラパールメタリック/アッシュブラウンメタリック 2トーン(特別塗装色)は共通色となった。
2代目デイズ(B43W/B46W)のグレード一覧 S、X、ボレロ、ファイントーンの違いなど
2代目デイズのグレード展開はベーシックな「S」、上級「X」の2種類。
両グレードともターボ仕様は非設定で、マイルドハイブリッドも非搭載。
基本グレード以外に特別仕様車に「X ファイントーン」、オーテックジャパンが手掛けた「ボレロ」が設定される。
カスタム仕様の「デイズ ハイウィスター」はこちらから。

S
2代目デイズの基本グレード。Xよりも装備を簡略化し価格を抑えたグレード。
エクステリアでは14インチスチールホイール+ホイールキャップでベーシックな外観が特徴。
インテリアは基本的に同じだが、Xグレードと比較して助手席シートバックポケット、助手席シートアンダーボックスが省略される。
2020年8月の一部改良ではUSB電源ソケットが全グレードに標準装備化された。
快適装備もマニュアル式エアコンの採用や、スピードメーター内の「外気温度計」がオプション設定となるなど、コストカットがなされている。
先進安全装備や燃費技術はXグレードと同じ。
X
2代目デイズの上級グレード。
エクステリアでは14インチアルミホイールの採用でSグレードよりもスタイリッシュに。
LEDターンランプ付きリモコンカラード格納ミラーはオプション設定。
インテリアでも助手席シートバックポケット、助手席シートアンダーボックスが標準装備。
エアコン吹き出し口はピアノブラック調フィニッシャーによる加飾、メッキセンターベントノブ、メッキボタン付きシフトノブなどで豪華となる。
快適装備もタッチパネル式フルオートエアコンや、プッシュエンジンスタート、インテリジェントキー、スピードメーター内の「外気温度計」が標準装備。
アラウンドビューモニターがオプション選択可能となる(Sグレードには非設定)。
オーテックジャパン仕様 ボレロ
2代目デイズをベースにオーテックジャパンが手掛けたカスタムモデルが「デイズ ボレロ」。
ボレロというモデルは古くは1997年に2代目マーチのレトロモデルとして初登場。
個性的かつ愛着の持ちやすいレトロ風な外装を与えたカスタムカーで、初代デイズにも同様のコンセプトで設定された。2代目ではベースとなるデイズのフルモデルチェンジと同時に登場。ボレロ専用の外装パーツや内装品をまといベースモデルよりも個性的かつ上品に仕立てられたモデルとなっている。
具体的には外装には
- ボレロ専用フロントグリル
- ホワイトパールのカラードドアミラー
- ホワイトパール色ドアハンドル
- ホワイトパール色ドアフィニッシャー
- ホワイトパール塗装アルミホイール(ボレロ専用デザイン)
- 専用エンブレム
内装では
- 専用ソフトレザー調トリコットコンビシート
- 専用インパネ
- 専用本革巻ステアリングホイール
- 専用サンバイザー
- メッキインサイドドアハンドル
- メッキボタン付きシフトノブ
- ドアトリムクロス
を与えている。
さらに専用ボディカラーにはノーマルのデイズにはない2トーンカラーを専用設定。
ピンクとホワイトを組み合わせたブロッサムピンク&ホワイトパールや空色&ホワイトを組み合わせたソーダブルー&ホワイトパール2トーンなど6種類の2トーンカラーとモノトーン4色の全10色を設定している。

特別仕様車 ファイントーン
2022年9月設定の特別仕様車。
上級Xグレードをベースに
- ファイントーン専用内装(ブラック&ベージュ)
- 撥水加工の専用シート表皮
- メッキインナードアハンドル
- インテリジェントアラウンドビューモニター
- サイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラー
を標準装備とし、内装や機能装備で特別感を与えたモデル。
2代目デイズの自動ブレーキや燃費技術、安全装備について
標準デイズでは以下の装備がS、Xグレードの両グレードで標準装備となる。
- アイドリングストップ
- バッテリーアシストシステム(回生充電)
- VDC
- ヒルスタートアシスト
- インテリジェント エマージェンシーブレーキ
- LDW(車線逸脱警報)
- フロント&バックソナー
- インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)
- インテリジェント FCW(前方衝突予測警報) ※2020年9月以降
- インテリジェント DA(ふらつき警報) ※2020年9月以降
- 標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)※2020年9月以降
- 先行車発進お知らせ
- SRSエアバッグシステム〈前席〉
- SRSサイドエアバッグシステム〈前席〉
- SRSカーテンエアバッグシステム
- SRSニーエアバッグシステム〈運転席〉
- ロードリミッター付シートベルト〈後席〉
- ロードリミッター付プリテンショナーシートベルト〈後席〉
- 前席シートベルト非着用時警告灯&警告音(シートベルトリマインダー)
- 後席シートベルト非着用時警告灯&警告音(シートベルトリマインダー)
- ABS(アンチロックブレーキシステム)
なお、「SOSコール」は標準デイズではオプション設定。「プロパイロット」はハイウィスターのみに設定となる。
エクステリア(外装)
出典:日産認定中古車
フロントデザイン。2代目デイズはヘッドライトとバンパーこそekワゴンと共通だが専用設計のグリルにより日産らしさを演出したデザインとなっている。フロントグリルは日産共通の「Vモーショングリル」を取り入れひと目で日産車とわかるデザインとした。
先代では特に後期型で大型メッキグリルを採用したりとギランギランな押しの強いデザインだったが、2代目ではブランド共通のデザインでメッキパーツも控えめにかつ洗練されたデザインとなっている。
出典:日産認定中古車
ヘッドライトはハロゲン仕様でディスチャージやLEDなどのオプション設定はなし。
出典:日産認定中古車
サイド。新型はeKワゴン同様にAピラーの窓を廃止しフロントガラスの角を鋭角に。これによりボンネットが少し長くなって前方視界が拡大。
運転しやすいくなったと同時にスタイリッシュなデザインとなったまたリアクォーターガラスを廃止し、かわりにフロントガラスから伸びるブラックの樹脂パーツをリアガラスにかけて伸ばすことでこちらもスタイリッシュ感をアップさせている。
出典:日産認定中古車
足元は上級のXグレードが14インチアルミホイール。廉価グレードのSは14インチのスチール+ホイールキャップとなる。タイヤサイズは155/65R14。
出典:日産認定中古車
リア。コンビランプは先代のデザインを一部継承しつつこれまた独特のものに。ブレーキランプ部はLEDを採用。ただしL字の部分が光るのではなく、ウィンカーすぐ上の横長の部分が発光する。
エンジン・機能装備・安全装備など
出典:日産認定中古車
エンジンは新開発のBR06型直列3気筒DOHC自然吸気エンジンのみ。
最高出力は52ps(38kW)/6400rpm、最大トルクは6.1kg・m(60N・m)/3600rpm。
先代同様にベーシックモデルにはターボモデルの設定はなし。これに新開発でワイドレシオなCVTが組み合わさる。駆動方式はFFまたは4WDの2種類。燃費性能はJC08モードでFFが24.6km/リットルとなる。
2022年9月の一部改良では燃料消費率が向上したことにより燃費が向上。JC08モードでFFが29.0km/リットルとなり、「2030年度燃費基準80%達成車」となった。
運転アシスト装備の「プロパイロット」はカスタムモデルのハイウェイスターのみの設定で、ノーマルのデイズでは未設定(eKワゴンでは同様の機能のマイパレットがMグレードにオプション設定される)。また、ekワゴンにあった電子制御ブレーキによる疑似LSDの「グリップコントロール」も未設定となる。
ほかに「ヒルスタートアシスト」、「フロントスタビライザー」、「エマージェンシーブレーキ」、「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」、「EBD(電子制御制動力配分システム)」、「オートハイビーム」を全グレードで標準装備。
このほか自動ブレーキとしては全グレードで先代の「衝突軽減ブレーキシステム」に「車線逸脱防止支援機能」が追加され「踏み間違い衝突防止アシスト」、「車線逸脱警報システム」、「オートマチックハイビーム」の5つが備わる。
2020年8月の一部仕様向上では先進安全装備の「プロパイロット」にミリ波レーダーを導入。これにより性能が向上した。このほか
- インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)
- インテリジェント DA(ふらつき警報)
- 先行車発進お知らせ、標識検知機能(車両進入禁止・最高速度・一時停止)
- 助手席ロードリミッター付ダブルプリテンショナーシートベルト
を全グレードに標準装備化。機能装備として「USB電源ソケット」も全グレードに標準装備とした。
2代目デイズ B43WとB46Wとの違い
2代目デイズ、B43WとB46Wとの違いは駆動方式。B43Wは前輪を駆動するFFのN-BOXカスタム。JF2はJF1をベースに全部のタイヤを駆動する4WDのN-BOXカスタム。
ただし4WDに関してはジムニーやパジェロミニなどの本格軽SUVとは異なり、基本はFFで、前後の回転差が生じた時(滑った時など)に4WDとなるビスカスカップリングを用いたパッシブタイプのオンデマンド4WD方式。
パートタイム4WDのようなタイトブレーキング現象が発生せず街乗りでは扱いやすいが、その分本格的な悪路走行には向いていないのでその点は十分注意されたい。
インテリア(内装)
出典:日産認定中古車
インパネ。先代よりも中央でカラーリングを明確に分け、曲線と直線を使い分けることで機能性と質感をアップさせている。ステアリングは本革巻ステアリングは非設定。
出典:日産認定中古車
スピードメーター。先代では廉価グレードでタコメーター無しだったが、2代目では全グレードでタコメーター付きの2眼メーターを標準装備する。
中央にはマルチインフォメーションディスプレイを備え、ステアリングのスイッチにより表示できる情報(平均燃費、エコペダルガイド、航続距離、平均燃費など)を変化させることが可能。
出典:日産認定中古車
エアコン類は先代同様にタッチパネル式。
出典:日産認定中古車
フロントシートはベンチシートタイプ。
出典:日産認定中古車
リアシート。2022年9月の一部改良ではシートが抗菌仕様となり、リアシートはクッションの厚みが変更された。
出典:日産認定中古車
ラゲッジルーム。
出典:日産認定中古車
リアシートを倒した状態。リアシートは分割可倒式。
まとめ
出典:日産認定中古車
2代目デイズは新型エンジンにより日産らしさが強調された外観、強化された安全装備に万が一のSOSコールとかなりのアップデートが盛り込まれたフルモデルチェンジとなった。
特に先代で不評だった回さないと全然パワーが出ないエンジンは、競合他社と同じような低回転トルク型重視のエンジンに変更となり、新型CVTと組み合わされたことにより扱いやすさや静粛性はもちろんのこと燃費も大幅に改善した。
これにより見た目だけでなく中身でもスズキやダイハツ、ホンダに対抗できるモデルに成長した。ワゴンRやムーヴ、N-WGNと比べても見劣りする部分がなくなり、オススメできる1台になったと思う。ここで培われた技術はこの後登場するスーパーハイトワゴン、ルークスに引き継がれることとなる。

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