ハスラーはスズキのクロスオーバーSUV型軽自動車。本稿では初代モデルでS-エネチャージを適用した2015年5月~2019年11月までを後期型とし、これを扱う
出典:スズキ認定中古車
初代 スズキ・ハスラーとは?
2013年の東京モーターショーで初公開。翌年2014年1月にデビューとなったスズキ・ハスラー。
軽自動車でありながらクロスオーバーSUVという、(※デビュー当初は)他社モデルにはあまりない異色の軽自動車であった。
ハスラー誕生までの経緯
あまりというのは、実はスズキには2009年まで、「Kei」というハスラーと同じコンセプトの車があった。生産終了となった後でも雪国では「Kei」が生活の足として現役だった。
それはほどよい車高と大きめのタイヤを持つ軽自動車がワゴンRよりも雪道では強く、ジムニーよりも車内が広くて使いやすいためである。
今回登場となったハスラーはその「Kei」の後継モデルとしつつ、新たに個性的でポップなキャラクターを与え、積雪地域でのKeiの乗り換え需要と新たな客層を狙ったモデルである。
ハスラーはKeiを作った時と同じ手法で、売れ筋であるワゴンR(※Keiのときはアルト)のプラットフォームを流用し、ボディと内装を新設計。Keiのときと同じくベースモデルよりも車高を上げて最低地上高をアップ(FFで180mm、4WDでは後輪のデフ下は175mmを確保)。
さらにワゴンRよりもひと回りかふたまわり大きな大径タイヤ(15インチ)を履かせることで悪路、特に積雪地域の雪道などでの走破性を高めた車である。
ハスラーのパッケージング・エンジン・機能装備など
エンジンはベースとなった5代目ワゴンRと同じR06A型を採用。自然吸気エンジンとターボエンジンの2種類を設定し、「スズキグリーンテクノロジー」を適用。
新軽量衝撃吸収ボディー「TECT」に加えてアイドリングストップ時でも冷たい風を送り出せる「エコクール」を最廉価のAグレード以外で標準装備。
また、エネチャージの搭載でCVT・自然吸気エンジンのFFモデルでは29.2km/l(JC08モード)、CVT・自然吸気エンジンの4WD仕様でも25.2km/l(JC08モード)とワゴンRゆずりの高い燃費性能を実現している。
先進安全技術として、レーダーブレーキサポート「衝突被害軽減ブレーキ」、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、ESPをセットでAグレード以外のCVT車に標準装備とした。
さらにハスラーはKei時代には無かった悪路走破性を高める「グリップコントロール」を4WD仕様車で標準装備。
これ以外では坂道でゆっくりと下る「ヒルディセントコントロール」も標準装備とし、Kei時代よりもSUVの性能をアップさせている。
初代・後期型ハスラーとは?改良点と前期型との違い
そして2015年5月、ハスラーは5代目・後期型ワゴンRで先行していたマイルドハイブリッドシステムの「S-エネチャージ」を適用し、後期型となった。
本稿で扱うのはこのS-エネチャージ適用以降のハスラーである。
前期型までのエネチャージではバッテリーとは別の第2の蓄電池を設け、オルタネーターの代わりに蓄電池から電力を供給することで無駄なガソリン消費を抑えるものだったが、後期型ではS-エネチャージに進化し、新たにモーター機能付きのオルタネーターを採用。
発電の他、エンジンのアシスト源(スターターモーター機能とモーターアシスト機能)として使うことでワゴンRに続きハスラーもマイルドハイブリッド仕様に進化した。
さらに蓄電池は高効率リチウムイオンバッテリーを採用したことで、充電や給電性能を向上。モータアシストに必要な大電流に対応させた。これらS-エネチャージを採用したことで燃費性能はさらに向上し、自然吸気エンジンのFFモデル・CVT仕様で32.0km/l(JC08モード)。
同4WDでも30.4km/l(JC08モード)を達成し、リッター30kmの大台に到達。前期型の初期よりも燃費をアップさせた(※これによりハスラーのS-エネチャージ仕様車はエコカー減税の対象車種となる)。
出典:スズキ認定中古車
その他全グレードで新ボディカラーとなる「クリスタルホワイトパール」、「クリスタルホワイトパール ブラック2トーンルーフ」を新たに設定。
ハスラーの魅力をアップさせたマイナーチェンジとなっている。
初代ハスラー前期(MR31S型)と後期(MR41S型)の違い
ハスラーは上述の通りエネチャージを進化させたS-エネチャージ搭載モデル以降と非搭載モデル以前の違いで前期と後期と分ける場合がる。
型式もS-エネチャージが搭載されたものをMR41S型、非搭載でエネチャージのみのモデルはMR31S型となる(正式には先頭のアルファベットがハイブリッドを示すDAAとなり、エネチャージ搭載モデルはDAA-MR41S。非搭載はDBA-MR31S)。
S-エネチャージモデルではモーター機能付き発電機の搭載によりこれまでの回生発電以外に補助モーターによるエンジンのアシストも(微力だが)行えるようになった。
これにより自然吸気エンジンでも信号待ちからの発進加速や追い越し加速がよくなっており、またアイドリングストップからの再始動もキュルキュル音が皆無でとても静かだ。
初代のハスラーの自然吸気エンジンモデルを選ぶ際はぜひともS-エネチャージ搭載モデルを選択したいところ。
出典:スズキ認定中古車
ひとつ注意点としては自然吸気エンジンとターボエンジンのハスラーではSエネチャージの搭載時期が異なる点。
自然吸気エンジンは一足先にSエネチャージ仕様となり、2017年12月以降のモデルからMR41S型となった。
一方のターボエンジン仕様(Gターボ、Xターボなど)では2017年12月時点ではS-エネチャージとはならず、遅れて2018年11月にようやくS-エネチャージ仕様となり、型式もMR41Sとなった。
もし、ターボ仕様の初代ハスラーでS-エネチャージ搭載モデルを探す場合は年式や型式表示に注意が必要である。
初代・後期ハスラー グレード A、G、X、Xターボ、J、Jターボの違い&特別仕様車など
初代・後期ハスラーのグレード構成は、廉価「A」、ミドル「G」、ミドル・ターボ仕様「Gターボ」。
上級「X」、上級・ターボ仕様「Xターボ」、最上級「J」、最上級・ターボ仕様「Jターボ」の7種類。
後期の特別仕様車は「Jスタイル」、「JスタイルⅡ/JスタイルⅡターボ」、「Fリミテッド」、「JスタイルⅢ/JスタイルⅢターボ」、「FリミテッドⅡ」、「タフワイルド」、「ワンダラー」がある。
Aグレード
ハスラーの廉価グレード。装備が最もシンプルで一番安かったグレード。
外観は
- 樹脂タイプの非塗装ドアミラー(手動ミラー)
- 樹脂タイプの非塗装アウタードアハンドル
- スチールホイール
- ノーマルグリル
で簡素な見た目に。
ボディカラーも2トーンカラーが非設定で、ハスラーの中でも一番少ないモノトーン5色のみの設定。
快適装備もマニュアル式エアコンを採用し、
- プッシュエンジンスタート
- キーフリーシステム
- ステアリングチルト機構
が非装備。廉価グレードらしい簡素な装備となる。
インパネカラーはホワイトで固定でガーニッシュやエアコンリング付近の加飾も省略される。
安全装備はエアバッグ、EBD付きABS。快適装備はキーレスエントリーなど最低限を標準装備するが、自動ブレーキは非設定。
マイルドハイブリッドのS-エネチャージも非搭載で新車価格は安いが、乗用モデルとしては内外装や機能装備が最も貧素なグレードでもあった。
5MTまたはCVTを設定。Aグレードの5MTモデルについてはこちらから。
![](https://keicars-maniac.com/wp-content/uploads/2022/04/MR31S_5mt-7-160x90.jpg)
Gグレード
ハスラーのエントリーグレード。Aグレードよりも内外装が若干良くなる。
エクステリア(外装)は
- ボディ同色の電動格納ミラー
- アウタードアハンドル
- フロントメッキグリル
を標準装備。
ボディカラーも2トーンカラーが選択できるようになり、Aグレードよりも豊富な全12色設定。
インパネカラーもボディカラーで変化し、
- ステアリングガーニッシュ
- エアコンリング
などで加飾され、Aグレードよりも質感がアップする。
快適装備は
- フルオートエアコン
- ステアリングチルト機構
- 運転席&助手席シートヒーター
- キーレスプッシュスタートシステム
などを標準装備。安全装備も
- EPS
- ヒルホールドコントロール
- ヒルディセントコントロール(4WD)
- グリップコントロール(4WD)
などを標準装備する。
後期モデルはGグレード以上からS-エネチャージ(※5MTを除く)が搭載されるため、燃費性能や加速性能が大幅向上する。
また、自動ブレーキもGグレード以上の搭載(※Gグレードでは2018年10月まではレーダーブレーキサポート、2018年11月以降はデュアルカメラブレーキサポート)のため、実質的な基本グレードであった。
トランスミッションはAグレードと同じ5MTまたはCVTを設定。この次のXグレードではCVTのみとなるので、初代ハスラーで上級な5MTを買う場合はタコメーター付きのGグレード5MTがオススメ。
Gグレードの5MTモデルについてはこちらから。
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Gターボ
Gグレードをベースにターボエンジンを搭載したモデル。Gグレードに追加でディスチャージヘッドランプもオプションで選択できるようになる。
ただし、CVTのみの設定で5MTはGの自然吸気エンジン仕様のみ。
Xグレード
初代ハスラーの上級グレード。Gグレードに追加で特に安全装備が強化される。
外装では
- 15インチアルミホイール
- LEDターンランプ付きドアミラー
- フォグランプ
- ディスチャージヘッドランプ&オートライト
内装では
- 本革巻きステアリング
- ステアリングオーディオスイッチ
- 照明付き運転席・助手席バニティミラー
- 6スピーカー
- メモリーナビゲーション&全方位モニターをオプション設定
など装備が豪華。
快適装備も上級装備「IRカット機能付きフロントガラス」を標準装備。
自動ブレーキはデュアルカメラブレーキサポートを採用し、レーダーブレーキサポートよりも強力な動作範囲に加え、「車線逸脱警報機能」「ふらつき警報機能」「先行車発進お知らせ機能」も搭載する。
Xターボ
上記Xグレードにターボエンジンを搭載した上級ターボグレード。
Xに追加でパドルシフトとクルーズコントロール、インパネにUSB電源ソケットを標準装備する。
Jグレード/Jターボ
初代で人気だった特別仕様車「JスタイルⅢ」シリーズをカタロググレードに昇格し、Xグレードと入れ替えた後期終盤の最上級グレード。
出典:ガリバー
X装備の内容に加えJグレードでは
- JスタイルⅢ専用のメッキグリル
- ハスラーアルファベットエンブレム
- シルバー塗装グリル
などを標準装備。Jスタイルと同じ外観とした。
このほかに快適装備で「プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)」、「IRカット機能付フロントガラス」を追加で標準装備。
ただし内装の基本はXグレードと同じシート表皮で、オプション設定の「ブラックインテリアパッケージ」でJスタイルと同じレザー調シート表皮やブラックパールインパネ、チタンシルバーのガーニッシュ等を設定した。
Jターボは上記Jグレードのターボエンジン仕様。
特別仕様車 Jスタイル
2015年のカー・オブ・ザ・イヤー受賞を記念して設定された特別仕様車。ハスラーの特別仕様車第1弾。
出典:Goo-net
外装では専用色となるホワイト2トーンルーフ車を設定。バンパーガーニッシュとスチールホイールもホワイトカラーとし、白を引き立てる外観とした。
また、インテリアカラーも車体色に合わせたインパネカラーやドアトリム、シートパイピングの採用でハスラーの魅力を引き立てたモデルとなっている。
Jスタイルについてはこちらから。
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特別仕様車 JスタイルⅡ/JスタイルⅡターボ
2015年12月に登場。「Jスタイル」のバージョンアップ版で第2弾仕様「JスタイルⅡ」。
出典:Goo-net
エクステリアでは
- 専用メッキフロントグリル
- 専用フロントバンパーガーニッシュ
- 専用リアバンパーガーニッシュ
- LEDフォグランプ
- 専用15インチアルミホイール
- メッキドアハンドル
- HUSTLERアルファベットエンブレム
- J STYLEエンブレム
を。ルーフレールはオプション設定。
ボディカラーはホワイト2トーンルーフ車を3パターン設定。
- フェニックスレッドパール ホワイト2トーンルーフ
- クールカーキパールメタリック ホワイト2トーンルーフ
- ブルーイッシュブラックパール3 ホワイト2トーンルーフ
などを含めた全7色を設定。
出典:Goo-net
インテリアでは
- 専用のブラックパール色のインパネ&ドアトリム
- チタンシルバー色のエアコンガーニッシュ&ステアリングガーニッシュ&エアコンルーバーリング&スピーカーリング
出典:Goo-net
- 専用レザー調&ファブリックシート表皮
- メッキドアハンドル
を。
快適装備としては
- フロンドドアにプレミアムUV&IRカットガラス
- ナノイー搭載フルオートエアコン
ターボ仕様は
- パドルシフト&クルーズコントロール
- 助手席シートヒーター
が標準装備となる。
自動ブレーキ関連では
- デュアルカメラブレーキサポート
- 誤発進抑制機能
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
- エマージェンシーストップシグナル
- EPS
をセットにして標準装備。全方位モニター付きメモリーナビゲーションはメーカーオプション設定とした。
バージョン1には設定の無かったターボ仕様が追加され、より豪華な内外装や装備が特徴だ。
JスタイルⅡについてはこちらから。
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特別仕様車 Fリミテッド
2016年12月に設定のハスラーの特別仕様車第3段。FリミテッドのFはFavoritの意味で同時期にラパン、(普通車の)ソリオバンディットにもFリミテッドが設定された。
ハスラーのFリミテッドでは真ん中のGグレードがベース。
外装では
- ディスチャージヘッドライト(ハイロー切り替え式)
- ガンメタリックの専用フロント&バンパーガーニッシュ
- ブラックメタリック色の専用15インチスチールホイール(鉄チンホイール)
- 電動格納式リモコンドアミラー(リモート格納機能付き)
- スモークメッキのHUSTLERエンブレムとバックドア用の車名エンブレム
- フロントドア用に「Flimited」エンブレム
を。
内装では
- ボディカラーにあわせた4種類のインパネ
- カーキ色の専用色ファブリックシート
- 専用色シートパイピング
- メッキインサイドドアハンドル
- 専用フロアマット
- ステアリングオーディオスイッチ
を特別装備とした。
他にも便利な装備として「フロントドアをプレミアムUV&IRカットガラス」を標準装備。
安全装備としてステレオカメラ方式の衝突被害軽減システム、「デュアルカメラブレーキサポート」をオプション設定とするなど中間グレードベースでありながら上級グレードに匹敵する充実の内外装&安全装備で魅力を高めた特別仕様車。
Fリミテッドについてはこちらから。
![](https://keicars-maniac.com/wp-content/uploads/2021/08/20170204111209822.jpg)
特別仕様車 JスタイルⅢ/JスタイルⅢターボ
2017年12月に設定されたハスラーの特別仕様車第4弾。「JスタイルⅡ」のさらなるバージョンアップ版が「JスタイルⅢ」。
JスタイルⅢでは特別装備として、外装に
- スモーククロムメッキ仕様のHUSTLERアルファベットエンブレム
- スモーククロムメッキ仕様の専用メッキフロントグリル
- 専用フロントバンパーガーニッシュ
- Jスタイルフェンダーエンブレム
- 専用リアバンパーガーニッシュ
- LEDフォグランプ
- ルーフレール
- 専用15インチアルミホイール
を。
内装では
- チタンシルバー色のスピーカーリング
- ネイビーのドアトリムカラーパネル
- メッキインサイドドアハンドル
- 専用レザー調&ファブリックシート表皮(ネイビー&ブラウン)
- チタンシルバーのステアリングガーニッシュ
- ネイビーのインパネカラー
- チタンシルバーのエアコンガーニッシュ
- チタンシルバーのエアコンルーバーリング
とし、チタンシルバーやネイビーカラーを用いてハスラーの中でも上質感や落ち着いた印象を強めた。
このほか安全装備として「スズキ セーフティ サポート」の
- デュアルカメラブレーキサポート
- 誤発進抑制機能
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
を搭載したほか、全方位モニター用カメラパッケージをメーカーオプション設定とした特別仕様車となる。
JスタイルⅢについてはこちらから。
![](https://keicars-maniac.com/wp-content/uploads/2022/08/mr44s_jsyle_3-160x90.webp)
特別仕様車 FリミテッドⅡ
2017年12月設定のハスラーの特別仕様車第5弾。無印の「Fリミテッド」のバージョンアップ版が「FリミテッドⅡ」
FリミテッドⅡはミドルグレードのGグレードをベースに外装では
- ハスラー初の「スチールシルバー2トーンルーフ」
- 車体色と同色のフロント・リヤバンパーガーニッシュ
- スチールシルバーのHUSTLERアルファベットエンブレム。
- 白色のHUSTLERリアエンブレム
- Fリミテッドエンブレム
- ブラック塗装の15インチスチールホイール
を採用し、よりアクティブでカジュアルな印象とした。
このほかベースモデルには非設定の「LEDサイドターンランプ付ドアミラー」を標準装備としている。
内装ではこれまたGグレードには非設定の「ナノイー」搭載フルオートエアコンを標準採用し、FリミテッドⅡ仕様として
- ネイビー色の専用ファブリックシート
- 専用スピーカーリング
- アイボリー色の専用ドアトリム表皮
- メッキインサイドドアハンドル
- 専用ステアリングガーニッシュ
- アイボリー色の専用インパネカラーパネル
- ガンメタリックカラーの専用エアコンガーニッシュ
- 専用エアコンルーバーガーニッシュ
- 専用フロアマット
を標準装備とた。
快適&便利機能としてはフロントドアにプレミアムUV&IRカットガラスを。ディスチャージヘッドランプにオートライトシステム、リモート格納の電動格納式リモコンドアミラーを標準装備とした。
加えて安全装備としては「スズキセーフティーサポート」としてレーダーブレーキサポート、誤発進抑制機能を搭載。
さらにメーカーオプションとして
- デュアルカメラブレーキサポート
- 誤発進抑制機能
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
を設定。全方位モニター用カメラパッケージもセットで選択可能とし、ミドルグレードのGをベースに装備の充実を図り魅力を高めた特別仕様車となっている。
FリミテッドⅡについてはこちらから。
![](https://keicars-maniac.com/wp-content/uploads/2018/01/Mr41S_f_limite2-6-160x90.jpg)
特別仕様車 タフワイルド
2018年7月設定のハスラーの特別仕様車第6弾。ミドルグレードの「G」グレードをベースに特徴的な外装パーツと専用内装でタフ&ワイルド感を演出した特別仕様車。
外装では
- ルーフのみならずAピラーやリアクォーターパネルまでブラック塗装した専用2トーンボディカラーと同色バンパーガーニッシュ&リアガーニッシュ
- HUSTLERアルファベットエンブレム。
- タフワイルドエンブレム
- ブラックカラードドアハンドル
- ブラックメタリックスチールホイール
- LEDターンランプ付きドアミラー
- 専用ボディカラーとして「オフブルーメタリック」
を新設定。
内装では
- 専用カラー「オフブルー」の専用インパネカラーパネル&専用色ドアトリムカラーパネル
- 「ガンメタリック」の専用エアコンガーニッシュ&専用エアコンルーバーリング&専用スピーカーパネル&専用ステアリングガーニッシュ
- 「ネイビー&ブラウン」カラーの専用レザー調&ファブリックシート表皮
- メッキインサイドドアハンドル
- ステアリングオーディオスイッチ
を特別装備。機能&便利装備としては
- ディスチャージヘッドライトにLEDフォグランプ
- オートライトシステム
- フロンドアにプレミアムUV&IRカットガラス
- カテキン・エアコンフィルター付きナノイーオートエアコン
- フロント2スピーカー
- フロント2ツィーター
- リア2スピーカー
- 電動格納式リモコンドアミラー
を。
安全装備としてはGグレードに本来非設定の「デュアルカメラブレーキサポート」を標準装備とし、これ以外でもGグレードと同じ誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発信お知らせ機能を標準装備。
さらにメーカーオプションで全方位モニター用カメラパッケージを設定するなど内外装や機能&安全装備面でベースグレードよりも魅力をアップさせた特別仕様車となっている。
タフワイルドについてはこちらから。
![](https://keicars-maniac.com/wp-content/uploads/2021/08/20181012190603708.jpg)
特別仕様車 ワンダラー
2018年12月設定のハスラーの特別仕様車第7弾。アクセントカラーに新色の「ウッディブラウン」を採用し細部までおしゃれにこだわった特別仕様車。
外装にはワンダラー仕様として
- ウッディブラウンの2トーンルーフ
- スモークメッキ仕様のHUSTLERアルファベットエンブレム
- ウッディブラウンのカラードドアミラー
- ウッディブラウンのフロントバンパーガーニッシュ&リアバンパーガーニッシュ
- ブラウン塗装のフェンダーアーチモール&サイドスプラッシュガーニッシュ
- サイドドアデカール
- ガンメタ塗装の15インチスチールホイール
を。
内装では
- ウッド調のインパネカラーパネル
- ブラック&イエローブラウン+オレンジステッチのレザー調&ファブリックシート
- イエローブラウン・オレンジステッチを組み合わせた本革巻きステアリングホイール
- ベージュ色のドアトリムカラーパネル&エアコンガーニッシュ
- ガンメタ塗装エアコンルーバーリング
- スピーカーリング
- ステアリングガーニッシュ
- メッキインサイドドアハンドル
を特別装備。機能装備としては「ナノイー搭載フルオートエアコン」を標準装備。
メーカーオプション設定として全方位モニター用カメラパッケージを用意し、内外装でオシャレ感を強くした特別仕様車となっている。
ワンダラーについてはこちらから。
![](https://keicars-maniac.com/wp-content/uploads/2021/08/20181223131454dec.jpg)
初代・後期型ハスラーのエクステリア(外装)
後期型ハスラーのフロントデザイン
出典:スズキ認定中古車
フロントデザイン。2015年4月マイナーチェンジでは外装上の変更点はほとんどなし。よって正面やサイドからは見分けが付きづらい。
前期型に引き続きスズキの代表的な軽RVであるジムニーの面影が見えるフロントデザインで、SUVらしくバンパー下部にはバンパーガーニッシュを備え、バンパーの一部とバンパーガーニッシュはシルバー塗装される。
オプションのフロントエンブレム(HUSTLER)を付けるとより個性的にかつレトロ感もプラスされる。
出典:スズキ認定中古車
ディスチャージ仕様では(G、Gターボにセットオプション、X、Xターボは標準装備)、ポジションライトがLED化されイカリングのようなヘッドライトとなる。
後期型ハスラーのサイド
出典:スズキ認定中古車
サイド。このあたりもデザイン上の変更点は特になし。ベースは同社のワゴンRだが、最低地上高は180mm(4WDではリアのデフ部分が175mm)に高められており、ちょっとした雪道やぬかるみに最適だ。
デザインもボンネット部分を比較的長めに確保し、Aピラーを立たせるさせることでSUV風のスタイリングと適度に広い室内空間を両立した。
前身モデルのKei時代では室内長が1685mmだったが、ハスラーではこの設計により2035mmを確保。実に35cmも長くなった。
さらに室内高さはKeiの1265mmに対しハスラーでは1250mmと若干低くなっているものの、室内幅はKeiの1220mmから1295mmにアップ。特に長くなった室内長によりかなり広く感じることだろう。
出典:スズキ認定中古車
上級グレード(GとGターボ)ではターンランプ付きドアミラーを標準装備。ヒーテッドドアミラーは全グレード標準装備。
後期型ハスラーのタイヤサイズ・純正アルミホイールなど
足元はAグレードとG系グレードで15インチカラードスチールホイール(鉄チンホイール)。タイヤサイズは165/60R15。
スチールホイールでありながらハスラーに良くマッチするデザインとなっており、特にカラー(ホワイトorダークグレー)化されているため雰囲気は良い。
上述のXとXターボでは15インチアルミホイールとなる。
後期型ハスラーのボディカラー
ボディカラーには2トーンルーフカラーを含む最大全11色を用意。Keiの後継として地味なカラーから既存のKeiユーザー以外(特に若者向け)の鮮やかなカラーまで多彩なラインナップとなっている。
なお、2015年5月マイナーチェンジでは「パールホワイト」との入れ替えで「クリスタルホワイトパール」を新設定。
ツートン仕様も同様に変更され、「クリスタルホワイトパール」、「クリスタルホワイトパール ブラック2トーンルーフ」の2色が追加。
さらに2015年12月マイナーチェンジでは「クリスタルホワイトパール ブラック2トーンルーフ」を廃止し、変わって「アクティブイエロー ブラック2トーンルーフ」、「ポジティブグリーンメタリック ブラック2トーンルーフ」を設定。
加えて新カラーとして「シフォンアイボリーメタリック」が追加となった。
後期型ハスラーのリア
出典:スズキ認定中古車
リア。後期型ではエネチャージから「S-エネチャージ」に置き換わったため、エンブレムも「S-ENECHAGE」に変更されている。
ここがおおまかに後期型かを見分けるポイントとなる。これ以外は前期と同じでマルチリフレクタータイプのコンビランプ(※ストップランプはLED仕様)と無着色&一部シルバ塗装のバンパーが組み合わされる。
エンジン・機能装備・自動ブレーキなど
エンジンはR06A型3気筒DOHC自然吸気エンジンと改良型R06A、同3気筒DOHCインタークーラー付きターボエンジンの3種類。
自然吸気エンジンでは最高出力52ps(38kW)/6000rpm、最大トルク6.4kg・m(63N・m)/4000rpmを発生。
ターボエンジンは最高出力64ps(47kW)/6000rpm、最大トルク9.7kg・m(95N・m)/3000rpmを発生する。
S-エネチャージ仕様では圧縮比の向上やEGRシステム採用に加え、吸気、排気系を見直し、低中速の動力性能を高めた改良型R06Aとなり、カタログスペックも最高出力52ps(38kW)/6500rpm、最大トルクは6.4kg・m(63N・m)/4000rpmに変化している。
トランスミッションはCVTまたは5MTで駆動方式はFFまたは4WDとなる。ただし、5MTに関しては廉価グレードのAとミドルグレードのGのみで、上級グレードのXに設定はなく、またターボとの組みあせも無い。
後期型ハスラーのマイルドハイブリッド(S-エネチャージ)について
後期型では自然吸気エンジンのG(※5MT仕様を除く)とXグレードのCVT仕様車で既存のエネチャージがS-エネチャージに置き換わった。
S-エネチャージでは従来型のオルタネーターに加えてアシスト用のオルタネーター機能付きのモーター(出力1.6kW)が加わり、モーターによる回生発電&アシストのマイルドハイブリッド仕様となる。
特にモーターアシスト領域がエネチャージの「15km~85km/h」に対し、「発進後~85km/h」に拡大している。エコクールが全グレードで標準装備となる。
S-エネチャージではハイブリッド化による走りのモーター感は皆無なものの、登坂時や発進時ではモーターのアシストで若干登坂能力が改善されており、特に自然吸気エンジンでは効果が期待できる。
さらに素晴らしいのはアイドリングストップ時の再始動音で、あの独特のエンジンスタート音がとても静かな点。これは確実に軽自動車の質感を向上させるポイントである。
出典:スズキ認定中古車
ハスラーのS-エネチャージ適用直後は自然吸気エンジンしか置き換わらなかったが、2018年11月マイナーチェンジでは遂にターボエンジンもS-エネチャージ化。
一番燃費の悪いターボの4WDでも26.2km/l(JC08モード)となった。
後期型ハスラーの自動ブレーキ・安全装備について
さらに最上級のXとXターボグレードではそれまでの「レーダーブレーキサポート」からステレオカメラを用いた「デュアルカメラブレーキサポート」に変更し、さらなる安全性を向上させた。
それ以外のGとGターボグレードでは引き続き「レーダーブレーキサポート」、「誤発進抑制機能」、「エマージェンシーストップシグナル」、「車両走行安定補助システム(ESP)」の4点を標準装備。Aグレードは従来通りエネチャージや自動ブレーキの装備がない簡素グレードとなる。
※2018年11月以降はG、Gターボ、FリミテッドⅡでも自動ブレーキがデュアルカメラブレーキサポートに置換された。
「デュアルカメラブレーキサポート」は従来のレーダーを用いたシステムとは異なり、名前の通り2台のカメラで衝突回を行うものである。
この手の技術ではスバルが「アイサイト」として先行しているが、スズキもついにステレオカメラの採用で並んだ感じだ。特に普通車ではなく軽自動車でこれを搭載したことはかなり大きく、レーザーレーダーとカメラを併用するダイハツを大きく引き離した形だ。
「デュアルカメラブレーキサポート」のステレオカメラは特に対車での動作が素晴らしく、以前のレーダーブレーキサポートでは~30kmまでが作動領域だったのに対し、なんと~100kmまでとかなりの進化を遂げた。
これ以外にS-エネチャージ搭載グレードでは安全装置として誤発進抑制機能をエマージェンシーストップシグナル、ESPを標準装備。車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能はXとXターボのみ。
4WD仕様車では上述の通り悪路走破性を高めるため「グリップコントロール」を標準装備。軽乗用車では初となるグリップコントロールは一般的なSUVが持つデフロック機能に近いシステム。
デフロックそのものは持たないものの、悪路でスタックしそうになったとき自動でスリップしているタイヤを感知。
そのタイヤに対して機械が自動的にブレーキを与えることでグリップする側の駆動力を確保し、スムーズな発進をアシスト。これにより日常走行(特に市街地等での雪道)での走破性が高くなっている。
これ以外では坂道でゆっくりと下る「ヒルディセントコントロール」も標準装備。
FFモデルと4WDモデルの両方(Aグレードを除くCVT仕様)でヒルスタートアシストを標準装備。Kei時代ではいずれの装備(※Kei FISフリースタイルカップリミテッドを除く)もなく、ちょっと車高の高い生活四駆程度だったが、ハスラーではよりSUVとしての性能をアップさせている。
後期型ハスラーのインテリア(内装)
後期型ハスラーのインパネ
インパネ。ハスラーではボディカラーに合わせてインパネカラーが異なる。オレンジ系とイエローからのみインパネも同色カラーとなり、それ以外ではホワイトカラーとなる。
上級グレードでは本革巻ステアリングホイールを標準装備。
デザインはヘッドライトをモチーフに丸型のエアコンルーバーリング、メーターリング、スピーカーリングを採用。チルトステアリングはAグレード以外で標準装備
「アクティブイエロー ブラック2トーンルーフ」カラーではイエローのインパネとなる。
エアコンはAグレードのみマニュアル式エアコン。Gグレード以上でフルオートエアコンとなる。
エアコンパネル下部にはSUV機能のグリップコントロール(ブレーキLSD)、ヒルディセントコントロールやシートヒーターの切り替えスイッチが備わる。
後期型ハスラーのスピードメーター
出典:スズキ認定中古車
スピードメーター。前期と同じくエコ運転を上部のグリーン(エコ)やブルー(通常)、ホワイト(エネルギー回生)状態を光りで表示(ステータスインフォメーションランプ)。
さらにアイドリングストップインフォメーションを液晶パネルに表示する。タコメーターは液晶パネル部分の表示を切り替えて表示させる(写真は燃料計を表示中)。ただし、エネチャージの搭載がないAグレードでは非装備。
S-エネチャージ搭載モデルでは液晶パネルに回生発電やモーターアシストなどの状態を表示する「エネルギーフローインジケーター」が追加された。
後期型ハスラーのステアリング
AグレードやGグレードはウレタンステアリング。上級のXグレード、Xターボでは本革巻きステアリングとなる。ステアリングチルト機構はAグレード以外で標準装備。
後期型ハスラーの5MTシフトノブ
5MTのシフトノブ。MTは廉価グレードのAグレードとエントリーのGグレードのみに設定となる。
後期型ハスラーのフロントシート
出典:スズキ認定中古車
フロントシートはベンチシートタイプ(ATモデル)。シートはボディカラーに合わせてシートパイピングが変更される(オレンジ、ブルー、ピンク、ホワイト、グリーン(※2015年12月追加)の計5色)。
出典:スズキ認定中古車
MT仕様ではセパレートタイプとなる。AグレードのFFを除きシートヒーターを標準装備。
後期型ハスラーのリアシート
出典:スズキ認定中古車
リアシート。スライド機構を備え、左右独立して最大160mmスライドする。
後期型ハスラーのラゲッジスペース
出典:スズキ認定中古車
ラゲッジルーム。
出典:スズキ認定中古車
リアシートを倒した状態。助手席は前側に90度倒れるためサーフボードなどの長物も余裕で積める。
スペアタイヤは装備せず、代わりにパンク修理キットが備わる。
後期型・初代ハスラーの評価
出典:ガリバー
初代・ハスラーの後期型は前期型の外観に加えS-エネチャージの置換により燃費性能がアップ。自然吸気エンジンではモーターアシストにより登坂能力が若干向上するなどより魅力がアップしたマイナーチェンジとなっている。
上級のXおよびXグレードでは2017年12月マイナーチェンジでステレオカメラによる「デュアルカメラブレーキサポート」も標準装備となり、万が一のときの備えもより強力になった。デザイン性に加えて燃費や自動ブレーキなど前期よりも付加価値がプラスされた形だ。
特に自動ブレーキは後からつけようとしてもなかなか付けられないものなので、新車で買う場合はよく検討のうえどのグレードにするか選択してほしい。
なお、2017年12月マイナーチェンジではターボモデルのS-エネチャージ&デュアルカメラブレーキサポートの適用の他、魅力的な特別仕様車「JスタイルⅢ」が設定されている。
こちらはより個性的な専用フロントグリルとHUSTLERエンブレム、専用バンパーガーニッシュを標準装備とし、内装では専用シートと専用インパネ。メカニズムでもS-エネチャージとデュアルカメラブレーキサポートを標準装備としたグレードである。
特に特別仕様車でもターボモデルの設定があるのがポイントで、もしハスラーのターボを検討している場合はあわせてこちらもチェックだ。
中古市場では未だ初代も人気 特別仕様やターボ車は高値になりやすい
中古市場ではホンダの初代N-BOXの次ぐらいに人気があるモデルで、その需要から中古車は高め。
2代目モデルのデザインが全体的にSUVテイストを強くする中、丸みを帯びたファニーよりのスタイリングなど初代を評価する部分もあり、初代モデルの人気は根強い。
また一部マニア向けには5MTモデルも人気で、新車で買えるMTモデルが激減する中、軽バンや軽トラ、ワゴンRとも異なるクロスオーバーSUVのMTモデルとして一定数需要がある。
![](https://keicars-maniac.com/wp-content/uploads/2023/04/mh85s_FX_MT-5-160x90.jpg)
中でも特別感のあるJスタイル系グレードやターボ仕様は高値になりやすく、中古車は割高感がある。
【兄弟車・OEM】マツダ・フレアクロスオーバー(MS31S/MS41S)
ちなみに初代ハスラーはマツダへ「フレアクロスオーバー」としてOEM供給されている。
それまで存在したジムニーOEMのAZオフロード後継モデルとして誕生し、ハスラーほどではないがマツダの軽自動車の中ではそこそこ売れているモデル。
![](https://keicars-maniac.com/wp-content/uploads/2014/08/JM23W_last-3-160x90.jpg)
内外装のデフォルメが無く、エンブレムがマツダ仕様に変更となる程度で内外装はほぼ同じ。かつてのAZワゴンやフレアのようなマツダらしい個性は無いが、ブランドイメージよりハスラーよりも上品に見える不思議なモデル。スズキっぽさが薄れているため、スズキが苦手な人はマツダ版を選んでみるといいだろう。
ただしマツダ版にはMTモデルは非設定で、すべてAT(CVT)のみの設定。
ハスラーのほうが圧倒的に売れているので、他人と被りたくないひとはあえてマツダ・フレアクロスオーバーでも面白い。特別仕様車も初代は1種類のみ設定された。
フレアクロスオーバーについてはこちらから。
![](https://keicars-maniac.com/wp-content/uploads/2021/08/20210727122005e31.jpg)
ダイハツがライバル車種を投入し、2代目では真っ向勝負に
2020年6月にはダイハツがハスラー対抗モデルの「タフト」を投入し、クロスオーバーSUVモデルの直接ライバルが誕生した。
前モデルのキャストアクティバよりもSUV感を強くし、高めの最低地上高や運転席ルーフガラスの「スカーフィールドトップ」など専用装備品でかなりハスラーを意識したモデルとして投入されている。
![](https://keicars-maniac.com/wp-content/uploads/2021/02/la900s_dark-4-160x90.jpg)
また、完全なライバルとまではいえないが三菱自動車がスライドドア付きのスーパーハイトワゴンのeKクロススペースのマイナーチェンジで新型・デリカミニを投入。売れ行きもかなり好調で、クロスオーバーSUVの軽自動車の人気がかなり高まっている。
![](https://keicars-maniac.com/wp-content/uploads/2024/05/delica-12-160x90.jpg)
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