【2代目】三菱 eKスペース(B34A/B37A/B35A/B38A型)

ekスペース

eKスペースは三菱の三菱のハイトワゴン(スーパーハイト)型の軽自動車。本稿では2代目のB34A/B37型およびB35A/B38A型を扱う。

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画像参照元:三菱認定中古車
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2代目 三菱eKスペースとは?

2020年3月19日にフルモデルチェンジし、2代目となったeKスペース。

約6年ぶりとなった2代目はよりスタイリッシュになった外観に新型エンジンの採用、より快適になった居住空間、進化した<運転支援技術と安全装備を備えた全面改良となった。

2代目の外観はボディ同色グリルで親しみやすさを与え、ヘッドライトやグリルなど作り込み室の高さを表現。
ヘッドライトからボディサイドへと続くデザインで一体感や伸びやかさを演出しスタイリッシュな外観とした。
インテリアではライトウォームグレーを基調とし、ベーシックモデルとしてリラックスして過ごせる空間を追求。また、明るい配色で広さも強調した。
2代目ではホイールベースを65mm延長。加えてリアシートのスライド量をクラストップとし、後部座席の居住性をアップ。

オプションで助手席にセパレートシートを設定。室内の移動をスムーズにできるようにした。

さらに後部スライドドアにはハンズフリーオートスライドドアを採用。手が塞がった状態でもキックセンサーでの開閉により容易な乗降を可能とした。

また、ホイールベースの延長によりラゲッジスペースも従来より拡大した。

メカニズムでは先行するeKワゴンと同じ新型エンジンの採用に加えてeKスペースではマイルドハイブリッドシステムを新規採用。

自然吸気エンジンとターボエンジンの全グレードで採用し、これに新開発のCVT-Sを組み合わせることで加速性能と燃費性能を両立。副変速機を廃したことで先代のギクシャク感も減少し、扱いやすくなった。

運転支援システムでは高速道路同一車線運転支援技術のマイパイロットを設定。高速道路におけるアクセル、ブレーキ、ステアリング操作を支援する。

また、マイパイロットにミリ波レーダーを追加したことにより追い越し時にウィンカーを出すと設定速度内でスムーズな追い越し加速をアシストするようにした。

さらに従来の衝突軽減ブレーキシステムである「三菱e-Asssit」もグレードアップ。新たに4つの新機能がプラスされ安全性が向上した。

メーカーオプションでカスタムモデルには「アダプティブLEDヘッドライト」を設定。さらにライトのスイッチからOFFポジションを廃止。

周囲に合わせて自動点灯・消灯するオートライトコントロールを常時作動させることでライトの付け忘れを防止する。

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三菱eKスペース(B34A/B37A/B35A/B38A型)と日産・3代目ルークス(B44A/B47A型)との違い

三菱eKスペース(B34A/B37A/B35A/B38A型)と兄弟モデルの日産・3代目ルークス(B44A/B47A型)との違いはエクステリア、インテリア、ターボの有無などがある。

まず日産3代目ルークスとは顔つきが大きく異なり、グリルとバンパーがそれぞれ専用品となる。

三菱eKスペースはボディ同色で開口部を少なくしたベーシックなグリル(※ターボ仕様はブラック塗装)に下部にメッキをあしらった2段開口バンパーでよりスタイリッシュな雰囲気としている。

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一方の日産・3代目ルークスは日産のアイデンティティであるVモーショングリルを取りいれ、V型メッキグリルとメッシュ形状のグリルで日産らしい精悍な顔つきとしている。

バンパーもほぼ同じだが、ルークスでは下部のメッキパーツが省略される。

グレード構成も異なり、三菱では自然吸気エンジン+マイルドハイブリッドとターボエンジン+マイルドハイブリッドの2構成に対し、日産ルークスでは自然吸気エンジン+マイルドハイブリッドのみとなる(※ターボ仕様はカスタムモデルのハイウェイスターに設定)。

【3代目】日産 ルークス ハイウェイスター(B44A/B45A/B47A/B48A型)

インテリアではステアリングのオーナメントが異なる程度でほぼ同じとなる。

【2代目】日産 ルークス(B44A/B47A型)

2代目 eKスペースのグレード M、G、Tの違いなど

2代目eKスペースのグレード展開はベーシックな「M」、上級「G」、上級ターボ仕様「T」の3種類。

全グレードマイルドハイブリッド仕様で、先代よりも加速や燃費性能が向上している。

カスタムモデルのeKクロス スペースについてはこちらから。

【2代目】三菱 eKクロス スペース(B34A/B37A/B35A/B38A型)

M

2代目eKスペースのベーシックグレード。GやTに比べ装備を簡素化し価格を抑えたグレード。

エクステリアは電動パワースライドドアが非装備の手動スライドドアで、助手席側にイージークローザーのみが付く。

足元も14インチスチールホイール+ホイールキャップ、

インテリアではウレタンステアリングとなる。

快適装備は

  • マニュアル式エアコン
  • マルチインフォメーションディスプレイ(カラー液晶)
  • 電波式キーレスエントリー
  • パワステ
  • パワードアロック
  • 運転席ハイトアジャスター
  • 運転席センターアームレスト

などを標準装備。

「プッシュエンジンスタート」や「フルオートエアコン」、「リアロールサンシェード」や「リアサーキュレーター」が非装備で、フロントドアスイッチパネルが「艶なしタイプ」で簡素化される。

安全装備は運転支援機能の「e-Assist」、「運転席SRSニーエアバッグ」、「全席シートベルト非着用ウォーニング」、「EBD付きABS」などを標準装備する。

デジタルルームミラーとマルチアラウンドモニターは非設定。

G

2代目eKスペースの上級グレード。Mグレードよりも装備が豪華になる。

エクステリアでは助手席側の電動スライドドア(イージークローザー&ハンズフリーオートスライドドア)を標準装備し、運転席側はオプション設定。

LEDターンランプ付きドアミラーもGグレード以上でオプション設定となる。

このほかIRカット/UVカット機能付きガラスがフロントウィンドウシールドに。IRカット/99%UVカットガラスはフロントドアに標準装備となる。

インテリアではフロントドアスイッチパネルが「艶ありタイプ」となり、シート生地が撥水加工のファブリックシート表皮となる。

快適装備は

  • フルオートエアコン(タッチパネル式)
  • キーレスオペレーションシステム&プッシュエンジンスタート
  • リアサーキュレーター(プラズマクラスター搭載)
  • リアロールサンシェード
  • 助手席シートバックテーブル(コンビニエントフック付)

を標準装備。ステアリングにはマイパイロットがオプション選択可能となる。

安全装備はMグレードと同じで、Mグレードではデジタルルームミラーとマルチアラウンドモニターがオプション選択可能となる。

T

2代目eKスペースの上級ターボ仕様。

ターボエンジンを搭載し、マイルドハイブリッドと組み合わせてパワフルな加速や走りが特徴のグレード。

装備はMグレードに追加でフロントグリルをブラック塗装し、14インチアルミホイールを標準装備。他グレードとは差別化される。

インテリアでは

  • 本革巻きステアリング
  • パドルシフト
  • メッキアクセント付きシフトノブ

を標準装備する。

2022年月の一部改良では運転側側電動スライドドアを標準装備化。両側電動スライドドアとなった(※運転側電動スライドドアのレス仕様も選択可)。

エクステリア

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2代目eKスペースのフロントは初代のイメージを残しつつも各部を作り込みよりスタイリッシュにさせているのが特徴だ。
ヘッドライトは初代に似ているがボディとの一体感を強くしツリ目形状を弱め、グリルはボディ同色を採用し左右ほぼ対称デザインと大型三菱エンブレムでベーシック感と親しみやすさを演出。
バンパーは開口部の縁にメッキパーツを採用することでさりげないスタイリッシュ感も出している。
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なお、ターボ仕様ではこのブリルがブラック塗装となり個性とスタイリッシュ感がアップする。バンパー下部のフォグランプはディーラーオプションとなっていて、LED仕様となる。

さらにその周りの囲いはフロントコーナーエクステンションで合計5種類のカラーが存在する(フォグランプ装着用のコーナーエクステンションと見た目のドレスアップ用(フォグランプ非装備)の2タイプがある)

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サイド。2代目はホイールベースが65mm延長されており特に前タイヤの位置が初代よりも前にある。
ボディ形状はボンネットのエッジがより立ちワゴン形状が強くなった。またリアのクォーターガラスは形状が台形型になり少しスタイリッシュになっている。
助手席側のスライドドアは全グレードでイージークローザー付き。一番廉価なMグレードでは手動開閉。GとターボのTグレードでは2代目の目玉機能であるハンズフリーオートスライドドアとなる。
運転席側は基本は全グレードで手動式。イージークローザーはGとTに標準装備。ハンズフリーオートスライドドアはGとTでメーカーオプションとなる。
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足元は自然吸気エンジンのMとGが14インチフルホイールキャップ。
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ターボ仕様のTグレードでは14インチアルミホイールとなる。
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リア。2代目ではリアのデザインが少し変更されている。リアクォーターガラスが台形形状になった分、コンビランプのいちが上に移動し後方への視認性をアップさせた。形状も縦長の細いものに変更なっている。ブレーキランプはLED仕様。
また、リアゲートガーニッシュはブラック塗装されさりげないスタイリッシュ感も演出している。

エンジン・機能装備・安全装備など

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エンジンはekワゴンで先行していた新開発のBR06型直列3気筒DOHC自然吸気エンジンと同インタークラー付きターボエンジンの2種類。
自然吸気エンジンの最高出力は52ps(38kW)/6400rpm、最大トルクは6.1kg・m(60N・m)/3600rpm。
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ターボエンジンは最高出力は64ps(47kW)/5600rpm、最大トルクは10.2kg・m(60N・m)/2400~4000rpm。加えて2代目eKスペースではマイルドハイブリッドシステムを採用。
モーターはSM21型で最高出力2.0kW(2.7PS)/1200rpm、最大トルク40Nm(4.1kgfm)/100rpmを発生する。
これに新開発でワイドレシオなCVTが組み合わさる。駆動方式はFFまたは4WDの2種類。燃費性能はJC08モードでFFが20.8km/リットルとなる。

運転アシスト装備としては高速道路同一車線運転支援技術のマイパイロットをMグレードを除いてメーカーオプションに設定。高速道路においてアクセルやブレーキ、ステアリング操作を支援することでドライバーのストレスや疲労を軽減する。
アダプティブクルーズコントロール(オートクルーズコントロール)はMグレード以外にオプション設定。ほかにも「ヒルスタートアシスト」、「フロントスタビライザー」がつく。

このほか自動ブレーキとしては全グレードで先代の「衝突軽減ブレーキシステム」に「車線逸脱防止支援機能」が追加され「踏み間違い衝突防止アシスト」、「車線逸脱警報システム」、「オートマチックハイビーム」の5つが備わる。

eKスペース B34A/B37A/B35A/B38A型それぞれの違い

eKスペース B34A/B37A/B35A/B38A型それぞれの違いは駆動方式とNAまたはターボかの違い。

まず自然吸気エンジン仕様はB34AとB37A型。その中でもB34A型はFFの自然吸気エンジンモデル。B37A型は4WDの自然吸気エンジンモデル。

ターボ仕様はB35A型とB38A型。B35AはFFのターボ仕様。B38A型は4WDのターボ仕様。

なお、全車マイルドハイブリッド仕様でモーターがエンジンをアシストし。発進や追い越し加速時に威力を発揮する。

インテリア

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インパネ。2代目eKスペースはライトウォームグレーを基調とし、これにブラックを組み合わせてシンプルかつベーシックな雰囲気としている。
デザインは4代目eKワゴンとほぼ同じだが、eKスペース用にエアコン吹出口付近に若干のデザイン変更が与えられている。
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エアコンは先代と同じくタッチパネル式のオートエアコン(※最廉価のMグレードではマニュアル式エアコンとなる)。
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ステアリングはターボ仕様のTグレードのみ本革巻ステアリングホイール。MとGはウレタンステアリングホイールとなる。
ターボ仕様ではパドルシフトとステアリングシフトがメッキアクセント付きとなる。

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このほかGとTターボではマルチアラウンドビューモニターをオプション設定。上から見たような映像をバックミラーに表示する。また、リアカメラの映像もこのバックミラーに表示可能となる。

さらにオプション設定のオリジナル9型ナビゲーションを加えて選択するとナビゲーション内でマルチアラウンドビューモニターとバックカメラ映像の切り替えができるようになる。

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スピードメーターは4代目eKワゴンと同じタイプで左がタコメーター。右がスピードメーター、中央にマルチインフォメーションディスプレイとなる。
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フロントシートはベンチシートタイプ。ファブリックの撥水シートでカラーもライトウォームグレーのシートで暖かみがある。
なお、上述のとおりオプションで助手席をセパレートシートに変更可能。後部座席へのアクセスが簡単になる。
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リアシート。ホイールベースを延長したことにより後部座席の居住空間、特に足元が先代よりも広くなった。なお、助手席シートバック(裏側)にUSB充電ポートを標準装備する。
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後部座席天井部分には初代eKスペースで軽自動車初採用となったリヤサーキュレーター(プラズマクラスター付き)を引き続き採用(※ただし最廉価のMグレードでは非装備)。後部座席も快適な空間を演出する。
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この他リヤロールサンシェードもMグレードを除いて標準装備。
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ラゲッジルーム。2代目eKスペースはホイールベース延長におりラゲッジスペースも少し広くなった。後部座席を一番前にスライドさせれば48Lのスーツケース4つを積めるほどの積載量を誇る。
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リアシートを倒した状態。

まとめ

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2代目eKスペースはスタイリッシュになった外観。アップグレードされた運転支援技術と安全装備、新型エンジンとマイルドハイブリッドの採用、広くなった室内空間など先代の弱点を克服しつつライバルに引けを取らないモデルとなった。

特にメカニズム面ではスズキに次いでマイルドハイブリッドを採用するなどかなり気合の入ったモデルとなっている。

ただし自然吸気エンジン仕様ではモーターのアシストがあるものの車重が同じくマイルドハイブリッドを搭載するスズキ・スペーシアより90kg程度重たく、加速時は人によってはもっさり感があるため可能な限りターボ付きのTグレードをオススメしたい。

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