【中期型・特別仕様】ダイハツ ミラココア プラスXスペシャルコーデ(L675S/L685S型)

ミラ ココア

ミラココアはダイハツのハッチバック型軽自動車。ミラブランドのレトロモデルで、「スペシャルコーデ」は中期型ミラココアに設定された特別仕様車である。本稿ではカスタムモデルの「ココアプラスX」グレードをベースとした「ココアプラスXスペシャルコーデ」を扱う。

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画像参照元:ガリバー

概要

ミラ・ココアは、それまで存在したクラシック風のミラジーノの後継車種として2009年8月に誕生した。

ミラココアでは先代のミラジーノと比較するとレトロ感が薄くなり、よりとっつきやすいボディフォルムが特徴で、これにミラ・ジーノと同じような丸目ヘッドライトとベーシックなバンパーが組み合わされる。

ミラ・ジーノから続くこの手の軽は売れ筋のムーブに比べると広さでは勝てないものの、昔のミラやアルトの雰囲気が残るベーシックなハッチバックタイプの軽自動車で、室内空間よりもスタイリングに重点を置いた設計だ。

軽自動車市場ではかならずしも皆がムーブワゴンRタントN-BOXを買うわけではないので、その需要(特に若い女性)を狙ったものである。

デザインは「あたたかモダン」をコンセプトとし全体的にクラシカルな感じで、デザイン重視の軽自動車である。長方形を基調としながら角は丸く全体的に優しい感じに仕上がり、シンプルでありながら心に残るデザインを実現した。

先代(2代目ミラジーノ)では特有の丸みとバランスとの取れたハッチバックで個性的なボディスタイルだったが、このミラココアでは同年式のライバルとなる2代目アルトラパンに良く似たボディスタイルとなった。

また、インテリアも女性向けを意識し、水平基調のシンプル造形にインパネやドアトリムをらラウンドスクエアとすることで統一感を演出するとともに、親しみやすさや暖かさを表現。ミラと名が付くものの、まったく異なる内装で上質感も追求した。

エンジンはKF-VE型のツインカムDVVT3気筒DOHC自然吸気エンジンのみを採用。「インプットリダクション方式3軸ギヤトレーン構造」を採用したCVTと組み合わせることで優れた燃費性能を実現した。このあたりのメカニズムは同年代のムーヴコンテによく似ている。

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そのカスタムモデル的なグレードとして設定されたのが「ミラココア プラス」である。

プラスではその名前の通りミラココアに上級な装備を追加したグレードで、ノーマルに対し外装ではフォグランプとターンランプ付きドアミラー、専用デザインのフルホイールキャップ。

内装ではココアエンブレム付きの上質なスエード調シート表皮(イエローベージュカラーでデオドラント機能付き)やファブリックトノカバーの採用でインパネと統一感あるデザインとし、プラスアルファで上質感をアップさせたグレードとなっている。

中期型ミラココアの改良点と前期型との違い

そのミラココア・プラスは2012年4月のマイナーチェンジではフロントデザインの小変更を伴い、中期型となった。中期型ではフロントグリルとバンパーコーナー、フォグランプをメッキ加飾し精悍さをアップさせたほか、コンビランプをクリアータイプに変更した。

また、内装では最上級のGグレードでバックモニター付きナビと花粉除去機能付きプラズマクラスター搭載エアコンを標準装備とした。また、運転時に様々な状況を確認できるマルチインフォメーションディスプレイを全車標準装備とした。さらにボディカラーは新色の「ムースピンクパール」(写真色)を追加設定。

エンジンは第2世代KF型エンジンの採用に加え、ミライースの「イーステクノロジー」からエコアイドルとエコ発電制御などを取り入れたことでFFモデルで26.0km/L(JC08)を達成。

中期型「ミラココア プラス Xスペシャルコーデ」の特徴とノーマルとの違い

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そして2013年4月。XグレードとココアプラスのXをベースにブラウン系の専用シート表皮にツートンフルホイールキャップ、カラードアアウターハンドルに加えメーカーオプションで2トーンカラーを設定した特別仕様車、「スペシャルコーデ」が追加された。

このうち本記事で扱うのはココアプラスのXグレードをベースとした「ココアプラスXスペシャルコーデ」。

それまでのミラココアになかったツートンカラー(※ただしオプションだが)を初めて採用し、専用のシート表皮やココアエンブレム付き本革巻ステアリングホイール、ホワイトフルホイールキャップで内外装の個性を強くした特別仕様車となっている。

エクステリア

フロントデザイン。中期型マイナーチェンジでは グリル、バンパーコーナー、フォグランプをメッキで加飾。上質感を向上させた。プラスの前期型ではノーマルと比較してもフォグランプが追加されただけの違いだったので、差別化がかなりなされた。

特別仕様のスペシャルコーデ仕様としてはフロント周りは特に変更がなく、ベースモデルと全く同じ。

サイド。スペシャルコーデ仕様としてアウタードアハンドルをパールホワイト塗装。

スペシャルコーデではオプションでボディカラーにおしゃれなツートンカラーが設定され、画像の「ムースピンクパールorパールホワイトIII×ムースピンクパール」のほか、「パールホワイトIII×ミストブルーマイカメタリック」、「プラムブラウンクリスタルマイカorブラックマイカメタリック×プラムブラウンクリスタルマイカ」が追加設定されている。

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加えてデザインホイールキャップもホワイト&シルバーのツートン塗装(※2トーンセレクションのビターカラー選択時はシルバー)とすることでホワイトのアクセントカラーを与えた。

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これ以外はベースのプラスXと同じでLEDターンランプ付きドアミラーとシルバールーフレールを標準装備する。ちなみにルーフレールの装着により全高がノーマルよりも30mm高い1560mmとなるため立体駐車場にギリギリ入らない場合が多くなる点に注意。

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セキュリティーアラームは引き続きプラスの全グレードで標準装備。

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リア。後期型ではコンビランプがクリアー化。インナーメッキを用いたクリスタルタイプでリアビューのオシャレ感がアップ。ハイマウントストップランプもLEDに変更され、バックドア左側にはエコアイドルを適用したことでエンブレムが追加されている。

リア周りは特に特別装備はなく、ベースモデルと同じ。ミラココアかプラスかを見分けるポイントはフロントのメッキベゼル付きフォグランプか天井のシルバールーフレールの有無がポイントとなる。

エンジン・機能

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エンジンは改良型となる第2世代KFエンジン。前期型の2011年6月マイナーチェンジで第1世代KF型エンジンからこのエンジンに置換された。

自然吸気エンジンの最高出力は52ps(38kW)/6800rpm、最大トルクは6.1kg・m(60N・m)/5200rpmとなる。

加えて後期型ではミライースの「イーステクノロジー」からエコアイドルとエコ発電制御などを取り入れたことで大幅に燃費がアップ。FFモデルで26.0km/L(JC08)を達成した。デビュー当初は10.5モードではあるがFFモデルで19.4km/Lだったことを考えると、少なくとも3割以上も向上させたことになる。

その一方で、スマートアシストなどの自動ブレーキはムーヴコンテ同様に一切設定がなく、デザインが良いだけに少し残念なポイントである。

ミラココア プラス・L675SとL685Sとの違い

ミラココア プラスのL675SとL685Sとの違いは駆動方式。FFモデルがL675Sで、L685SはFFベースの4WDとなる。ただし、ジムニーなどのクロカン4WDとは異なりビスカスカップリングを用いたオンデマンド式の4WDとなっている。

そのため常時4WDではなく、前輪と後輪の回転差が生じたときのみ4WDとなる生活四躯仕様となる。

インテリア

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インパネ。

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プラスXのスペシャルコーデ仕様としてステアリングがココアエンブレム付きの本革巻ステアリングホイールに変更された。

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スピードメーターはベースモデルと同じく中期型タイプとなる。

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フロントシートはベンチシートタイプ。スペシャルコーデ仕様としてブラウンカラーのスエード調シート表皮が与えられた。外観以外にデオドラント機能と「ココアマーク」の刺繍入り付きで利便性とファッション性も与えている。

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リアシート。左右分割式シートだが、スライド機構は非装備。

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ラゲッジルーム。

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リアシートを倒した状態。

まとめ

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中期型・ミラココアプラスに設定された特別仕様車、「プラスXスペシャルコーデ」は外観にワンポイントの上品さがプラスされたミラココア・プラスをベースにホワイトカラーのフルホイールキャップとアウタードアハンドル、2トーンカラーを与え、内装では本革巻ステアリングホイールに専用ブラウンシート表皮など内外装でデザイン性やファッション性を向上させた特別仕様車となっている。

特に内装のブラウンシートはレトロな雰囲気がさらに強まり、可愛らしい外観との相性が良く若い女性を狙ったものであった。

この後の後期型マイナーチェンジではこのブラウンシートが任意で選択可能(ブラウンを含めた3つのカラーから選択方式)となるため、特別仕様車としての優位性は少し薄れてしまったがそれでもミラココアプラス・中期型の中古車としてみれば十分魅力的な装備内容といえよう。

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